長岡地区ソフトウェア産業協議会 協業部会では、10月の定例会を「部会内勉強会」として開催し、会員企業4社が自社の取り組み事例や保有技術を紹介しました。今回の勉強会は、部会メンバー相互の技術理解を深め、各社が持つ強みや課題を共有し合うことを目的として企画されたものです。
日程:2025年10月17日(金曜日)
会場:まちなかキャンパス長岡 301会議室
当日は、各社からの発表を中心に、業務改善やDX推進、AI活用、ソフトウェア開発プロセスの工夫など、多岐にわたる内容が紹介されました。実際のシステム構築事例やツール導入のノウハウを交えた発表が続き、参加者からは「他社の事例を聞くことで自社の課題解決のヒントを得られた」「技術的な切り口だけでなく、組織づくりの視点でも参考になった」といった声が寄せられました。
発表者にとっても、他社の技術者や経営者の前で発表する経験は貴重な機会となり、資料構成や伝え方の工夫を通じて自社の強みを再認識する機会にもつながりました。協業部会では、発表者・視聴者双方からのフィードバックを集め、今後の勉強会企画や協業推進の参考にする予定です。
勉強会終了後には懇親会も行われ、業種や立場を超えて率直な意見交換が交わされました。互いの顔が見える関係性の中で、技術相談や今後の協力に向けた話題も自然に広がり、まさに「協業部会」の名にふさわしい時間となりました。
今回の取り組みは、まず部会内での試験的な開催として実施しましたが、得られた成果やノウハウをもとに、今後は部会外・協議会外での発表機会へと発展させていくことを目指しています。
引き続き、当協議会では会員企業間の相互連携と技術力向上を推進し、地域ソフトウェア産業の発展に貢献してまいります。
-以 上-





